アリーナFX社長 荻島正拡のブログ

FX会社の社長が日常を綴るブログです。FX(外国為替証拠金取引)について、業界や会社について、またプライベートについて毎日書いていきます。

北畑隆生事務次官

新聞によると、 経済産業省の北畑隆生事務次官が先月末に行った講演で、インターネットで短期的に株売買を繰り返すデイトレーダーや投資ファンドについて「本当は競輪場や競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主」「バカで浮気で無責任なので、議決権を与える必要はない」「(米投資ファンドのスティール・パートナーを引き合いにして)経営者を脅す悪い株主」などと発言し、物議をかもしている。北畑事務次官は2月7日の定例会見で反省の弁を述べ、また経済産業省は8日、ホームページ上に北畑次官が講演した講演録を掲載し、「次官の真意はこれを読んでもらえればわかります」と取り繕うが、波紋が広がっている。日本の経済を主管とする官庁の責任者が、本当にこんな「程度の低い」ことを言ったのかとびっくりしてしまうし悲しくもなってしまう。
株式市場は、発行市場と流通市場があり、その二つはお互いに補完しながら発展している。例えば、発行市場で会社は、新規に株式や債券を発行して資金を調達しその資金で設備投資を行ったり、借入金を返済して資本の充実を図ったりする。その発行市場は流通市場で株式が転々流通されることにより、適正な価格が成立することが必須条件である。株式が転々流通されるためには市場参加者が多ければ多いほど良いわけで、その中には長期保有の人もいればディトレーダーといわれる人もいる。特にネットの発達により電話を介さずにパソコンから直接発注することがことができる昨今ではディトレーダーを抜きに株式市場を語ることはできない。彼らがいることで株式の流通量に厚みが出ている。その流通市場に取って大切なデイトレーダーを罵倒するなんて理解できない。あまり怒っても血圧が上がるので次回にする。

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