アリーナFX社長 荻島正拡のブログ

FX会社の社長が日常を綴るブログです。FX(外国為替証拠金取引)について、業界や会社について、またプライベートについて毎日書いていきます。

円高

今日の日経に「定年退職後は夢のスペイン暮らし」が終止符か。と言う記事が1面に記載されていた。趣旨はこうだ。1980年代、円が強く日本の物価も高かった頃、スペインに移住すれば退職金で広い住宅が買え、20万円程度つまり年金で夫婦二人十分に生活できる。と言うことがたしかに言われていた。ところが今やどうだろうか。ユーロ円は160円台まで上昇しているし、安かったスペインの物価も外資の流入により土地をはじめ生活費も高騰している。とても年金ではスペインで住めない。一時スペインに移住した日本人も今や日本に戻り始めている状況だ。スペインだけではない。オーストラリアも年金で生活できない。タイもこれ以上バーツ高が続くと年金生活ができなくなる。結局、海外で夢の年金生活ができるのは日本の経済力が強くないと無理だ。と言うのが話の筋書きだ。
同じようなことが5面にも出ていた。10年前のロンドンは物価が安く暮らしやすかった。今のロンドンはてんぷら定食が4,000円もする物価高だ。かっての東京と逆になった。これもイギリスと日本の経済力の逆転の表れだ。というのが日経の趣旨のようだ。
確かにそうなのだろう。しかし、こういう記事が出るとユーロ円もポンド円も今が天井かなという気もする。事実、ポンド円は昨年つけた251.13円の高値を境にずるずる下がる一方だ。イギリス経済の物価高を反映しているのだろうか。いずれユーロ円も下がるような気がするのだが。もしかすると今年は歴史的な円高になるかもしれない。


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