アリーナFX社長 荻島正拡のブログ

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資本の論理

すかいらーくは、今月12日に臨時株主総会を開催し横川竟社長を解任することに決定したようだ。

同社は2006年6月、野村証券グレープ2社から出資を仰ぎMBOの手法により一般株主から株式を買収して上場廃止に踏み切った。

しかし、その後業績の回復ははかばかしくない。

むしろ、06年12月100億円、07年12月130億円の赤字と赤字幅は増大している。

そこで、8月1日記載の通り、投資家側の野村証券グレープ2社は横川竟体制では業績の回復は困難と判断し、同社長の退任を求めていた。

しかし、MBOによる株式買収の際、投資家側と銀行団との間で『社長交代には銀行団の了承が必要』との契約を結んでいた。

おそらく、投資家側に97.25%の株式を握られている横川竟社長が簡単に解任されないよう銀行団に依頼してこのような契約となったのだろう。

株主間で対立した場合、銀行団は中立となるのが普通。

銀行の特徴としてどちらにも恨まれたくないという意識が働くのだろう。

だが、労働組合も社長交代を支持。

ここに来て銀行団も社長交代に暗黙の了承をし、勝負あっということだ。

横川氏としては、他の兄弟とともに手塩にかけたすかいらーくから追われるとは夢にも思わなかっただろう。

これも、資本の論理だ。

結局、横川氏は資本の論理を甘く見たということだ。


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