アリーナFX社長 荻島正拡のブログ

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式年遷宮(しきねんせんぐう) その2

その理由として、一つには神道の精神として、常に清潔である事を求められている。

建物が老朽化したり汚れたりすることは穢れとして忌み嫌われていた。

もう一つには、伊勢神宮の祭神は天照大神。

天照大神は皇祖であるので、永遠の命を保っていなければならない。

古くなると生命力が弱くなり天皇家を守る力も弱くなる。

よって古くなった建物を新しくすることにより生命力が蘇り活性化するという考えである。

三つ目には、現実の問題として、伊勢神宮の建築様式が白木の堀立柱と萱葺屋根である。

堀立柱とは地面を掘ってそこに礎石を置かないで柱を建て、掘った土を埋め戻すた建物のことで、白木で、礎石を用いないから腐食しやすい。

しかも瓦葺きではなく萱葺きだから雨露に弱い。

耐用年数が短い。せいぜい2、30年ぐらいしか持たなかったのかもしれない。

式年遷宮を命じた天武天皇は日本という国とその国を治める天皇をすごく意識した天皇だ。

日本という国は唐や新羅に負けないような立派な国だ。

その国を治めるには、天照大神の血筋でなければならない。

つまり万世一系の思想を強力に押し進めたようだ。

その後ろ盾として天照大神を考えたのではなかろうか。

そして天照大神に永遠の命を保つためにその御所である伊勢神宮は常に新鮮でなければならない、としたのである。

少し長くなったので続きは明日に。

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